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（数学ツール） 関数電卓ツールを公開しました．

小窓版も用意しました． こちらを開いてから以下の解説を読んでみてください

四則演算の他，sin，cos といった関数計算や，括弧()の計算ができます．
2+3*4
といった計算は，記載される数式の通り（四則演算の計算順位の通り）に計算します．結果は14となります．一般の電卓やWindows電卓のような入力順に計算する方式とは異なります．

(2+3)*4
上式のように括弧のある数式についても同様記載される数式の通りに計算．結果は20となります．

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さらにこの関数電卓では，変数を扱うことができます．

たとえば，CRフィルタのカットオフ周波数を求める場合

C=0.1e-6 [計算]
R=10e3 [計算]
wc=1/(C*R) [計算]

といった感じで使えます．このツールは，javascriptのeval()関数を使っています．よってjavascriptのコマンド／関数でjavascript文法に従えばなんでも使用できます． 代表的な数学関数は，ヘルプとして記載しています．

よっていろいろに応用が可能です．たとえば，上のCRフィルタの対周波数ゲインについて変数をつかって電卓よりもちょっとだけ便利に利用してみます．


上で設定した変数を使って上式の伝達関数ゲインをもとめると

f=10;wc/sqrt(pow(2*PI*f,2)+wc*wc) [計算]
f=100;wc/sqrt(pow(2*PI*f,2)+wc*wc) [計算]
f=1000;wc/sqrt(pow(2*PI*f,2)+wc*wc) [計算]
f=10000;wc/sqrt(pow(2*PI*f,2)+wc*wc) [計算]
f=100000;wc/sqrt(pow(2*PI*f,2)+wc*wc) [計算]

こんな感じで周波数応答について手動で計算できます．
周波数fの設定とゲイン計算の２式を１ラインで計算しています．セミコロン ; で区切れば，複数の変数の設定を１ラインで同時に設定できます． 使いこなしていけば，このツールはいろいろ応用が広がります．楽しみながら利用してみてください